こんばんは。
いよいよ明日になったインカレ!

本日のカウントダウンは中京大学水泳部の頼もしい仲間達です!

会場を散歩している成と匠翔です。
緊張しているのかな?2人とも4日目の爆発を期待しています🔥

明日に向けてミーティングをしています!
モチベーションビデオを作っていただきました!

ミーティングの最後に原型をしました。
明日に向けてみんな気合いが入ってます🔥
宇野莉奈から引き継ぎました。
山口秀哉と申します。
同じ高校なのに2年生まで僕のことを知らなくて、ずっと後輩と勘違いしてたらしいです。そこからは会うたびにちょっかいをかけてくるようになって、気づけば長い付き合いになりました。
これが最初で最後のブログになります。
みんな知ってると思うけど、僕は話すのが大好きです。気を抜くと話が終わらなくなるので、今日は控えめでいきます。
最後くらいはお付き合いください。
小さい頃から体は強くなくて、免疫力も弱くアレルギーも多かった。修学旅行でみんなが大きな鍋を囲んでる横で、僕だけ個別鍋だったのを覚えています。あの時は「俺だけ特別やわ」って調子に乗ってましたけど、今振り返ればちょっと浮いてたなって思います。机も別で、最初は個別鍋で盛り上がったけど後半はただの一人鍋で、ちょっと寂しかった記憶があります。でもこれもいい思い出です。
大学に入ってからは本当に色んなことがありました。
そもそも僕が中京を選んだのは、卓さんに勧誘してもらったのが理由です。卓さんは覚えてないと思うけど、あの一言がなかったら今ここにはいない。そう思っています。
そこから始まった大学生活は、順調とは言えませんでした。1年生の時には交通事故に遭って「ここで終わりかもしれない」と思ったこともありました。
水泳をしていて一番感じたのは「自分に腹が立つ」ということです。これといって特別な才能があるわけでもないのに、しんどいメニューが出れば「今日は調整や」と言い訳して、朝練は眠すぎてアップ50mで「もう帰りたい」と思う。そんな中途半端な自分なのに、試合で負けたら一丁前に悔しがって落ち込む。
ほんま「なんやねん俺」って思うことばっかりでした。
そんな中水泳人生の分岐点になったのが、2年生で出たインカレでした。
本当は卓さんと一緒に決勝の舞台に立つことが、僕なりの恩返しになるはずだったのに、結果は予選9位。あと一歩届かず、同じレーンに並ぶことすらできなかった。これが人生で一番悔しい思い出です。

レースが終わって電光掲示板を見ながら、その場で崩れ落ちたのを今でも鮮明に覚えています。
初めて試合で涙が出たのも、この時でした。情けなさと同時に、応援してくれた人や一緒に戦っていた卓さんに対して、言葉にできない申し訳なさを感じました。
卓さんがベストを出して優勝している横で、俺は心が折れてB決勝でさらにタイムを落とした。あの瞬間、「俺ってほんま弱いな」「めっちゃダサいな」って心底思いました。
あの時は「0.04秒なんて、ほんのわずかな差や」と思ってたけど、実際には勝てるやつと勝てないやつを分ける大きな壁やったと今では感じています。
正直、思い出すのもしんどいくらい情けないレースやったけど、あれがあったからインカレへの思いも、水泳に向き合う姿勢も大きく変わったのは間違いないです。
そして、どんな時もずっと支えてくれた人たちがいました。
大翔さん、卓さん、高橋先生。水泳のことだけやなく、人生のことまで本当にたくさん学ばせてもらいました。ページワンしたことも、スマブラでリトルマック使いと戦ったことも、バイクを漕ぎながら話したことも。高カロリー巡りに行った日も、ユニバで笑った日も。全部、先輩方との大切な思い出です。

そしてここさん。いつも気にかけてくれて、レースでは誰よりも大きな声で応援してくれた。その声に何度も背中を押されました。人として未熟な僕を支えてくれて、色々な経験をさせてくれてありがとうございました。

根本。4年間同じ種目で、いつも先を行かれて本当に悔しかった。けど、その背中があったから最後まで走れた。

そして同期。こんな俺を主将にしてくれてありがとう。正直、俺1人じゃ何もできへんかった。

怖いやつもいれば、収集癖のあるやつも、部屋からいろんな匂いするやつも、最近ご飯浮き癖があるやつも、体カンストしてるやつもいた。クセ強めでまとまりはなかったけど、目標に向かう時だけはしっかりまとまってた。

同期への感謝は他にも言いたいこといっぱいあるけど、この辺にしときます。
お前らのおかげで、最高の学生生活、水泳生活ができたと思います。ほんまにありがとう。
「自分の敵は自分」。相手に勝てないことは何度もあったけど、一番ダサいのは自分に期待しなくなることやと思う。だから不安でも、練習に自信がなくても、レースの直前は
「俺ならできる」
って無理やり自分に暗示をかけて飛び込んできました。勝つまで続ければ負けじゃない。そう信じて泳いできました。
僕は1人で生きていけるタイプじゃない。ここまで来れたのは、間違いなく仲間と先輩方、そして後輩がいたからです。

生意気なやつもいれば、試合でガチガチになるやつも、同期に負けて涙を流すやつもいた。
「一番応援してます」って何度も伝えてくれる2人もいて、タイムが悪いと拗ねるやつもいた。
そんな色んな後輩の姿を含めて全部応援したいし、これからも頑張ってほしい。
正直、俺は「先輩らしい背中」を見せられた自信はあんまりない。
でも、最後にチームのために泳ぐ姿で少しでも見せれたらと思う。
学生最後の大仕事インカレ
やるべき仕事を最後までやり切る。
不安も言い訳も全部置いて、スタート台に立つ瞬間だけは「俺ならできる」と信じて飛び込む。
ここまで支えてもらった分、口で感謝を言うだけじゃ足りない。
いままでできなかった分も、最後は結果で示すことが、僕にできる一番の恩返しです。
チームのために。
これが僕の覚悟です。
明日からインカレです。僕らの集大成。
ここまで積み上げてきたものを信じて、全員で戦い抜きましょう。やることはシンプル。中京の名前を背負って、自分の泳ぎを出し切るだけです。
じゃあ、みんな。今日はしっかり休んで――おやすみ。
男子主将 山口秀哉



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